JALの機内食『Air Mos』。「モスバーガーなんて、機内で食べたくない」。そう思ってたけど、何か期待させるそのパッケージが意外とかわいいくて、出てきた途端、気分が上がってニヤニヤしてしまった。 作り方は簡単。パテの上に、たっぷりのマヨネーズに微塵切りにした玉ねぎを乗せ、特製ミートソースをかけたら、トマトを乗せて出来上がり。自分で作ったモスバーガーは、お店で食べるよりなんとなく、クリーミー。やっぱマヨネーズが多すぎなんじゃないかな。でも、久々に食べたけど、気圧のせいか、今まで食べたモスバーガーのなかで一番おしいかったかも。 食べるときは、絶対にトマトジュースを。バーガーのトマト味が引き出されるから。そしてシメにはコーヒーが合う。

今回はニューヨークまでエコノミークラス。でも、JALのエコノミーシートは、足元のスペースが10センチ長くなったとかで快適。接客もいいし、ごはんも美味しかったし、久々に乗ったけど、やっぱJALっていいんだなって思った。

ちなみに、LAに同じようなソースのハンバーガー屋があって、あれも美味しかった。MOSの社長はそこで修行したとか。名前忘れたけど。『POPEYE』のリニューアル第2号、「サマーボーイと西海岸」という特集で、その店を取材した。もう4年位前になるのかな。そう思うと、リニューアルしてからずいぶん経つもんだな。。。

その後、パソコン仕事をしがてら、もう一杯飲みに《Anthology Coffee 》へ。廃墟ビルに描かれた鮮やかなグラフィティの奥に佇むミニマリストなスペース。こっちはロースターで、中にはフィックスの自転車、そして素敵なブッチ・バリスタがいた。丁寧にコーヒーの豆の選択を一緒に考えてくれて、ドリップで入れてくれた。 今日はファーマーズ・マーケットもあるらしい。 どの街に行っても、センスが会うコーヒー屋さんを見つけられたら、仲間に繋がり、出会えるはず。電車の駅になるはずだった建物は、元々の計画が駄目になったみたいだけど、見方を変えたら、他の、もっと面白いことができるかもしれないっていうことでもある。街というのは、人と彼らのイマジネーションでできている。そんな気がした。